【レポート】第4回AITech-2020 Autumn-『AIで推進する現場のDX』
2020年11月11日にウェビナーにてAITech2020Autumn『AIで推進する現場のDX』を開催いたしました。
今回はデジタル化の難しい”紙”と”作業現場”に着目しそれらを解決するサービスと、事例、導入にあたっての心構えなどを共催2社よりご紹介いただきました。
当日の動画を配信しております。
左よりお申込みください。
第1部JBアドバンスト・テクノロジー株式会社 講演
「真のペーパレス革命」
浜口 昌也氏(先進技術研究所所長)
API連携プラットフォーム「Qanat Universe」を使ってペーパレス化についてご紹介いただきました。
ただ紙を無くそうではなく、「手書きがなぜなくならないのか」という
紙というデバイスの優位性も分析したうえで、どう進めるかというお話で紙仕事が多い業務の視聴者の方にとって頷く部分も多かったのではないでしょうか。
また弊社青山の開発した、AI画像補正や帳票分類の紹介もいただきました。
最後にはOCRで取り込んだ帳票に対して、リコメンドデータを使って修正する手順をデモンストレーション。
実際の業務が想像できる講演内容でした。
第2部日本システムウエア株式会社 講演
「ニューノーマル時代の現場DX事例 realwear × AI」
小河原 智氏(ビジネスイノベーション事業部デジタルテクノロジー部マネージャー(AI分析担当)
ウェアラブル端末realwearを利用した、DX事例をご紹介いただきました。
realwear自体は音声認識によるハンズフリーのデバイスでAIを搭載してるものではありませんが
AI処理の入力項目となる建築や製造現場で画像や音声を取得、またAIでの判定結果を現場に迅速に反映ことができるとこのことで
デバイスとソフトの組み合わせで夢の広がる内容でした。
手元にデバイスがあるという事で実際に装着した様子も見せていただきました。
ヘルメットなしだと室内で着用していても違和感のないサイズです。
各講演の後半では弊社テクニカルディレクターの青山とのトークセッションを設け、
視聴者の方からもいくつか質問をいただきながらざっくばらんに講演の内容についてお話をさせていただきました。
イベントの反響
今回はすでに提供されているサービスを利用した具体的な事例の紹介でしたので事後アンケートでも
「自社での活用に対してイメージができました」などすぐに活かせそうとの感想が寄せられました。
一方、今後のイベントに対して『最新技術』『AIとしての技を全面に切り出した話』などテクニカル面に特化した要望も寄せられました。
前回、今回はAIのビジネス適用に関するトピックスが続いたので、今後は技術に着目したセミナーも検討中していきたいです。
是非今後にご期待ください。